このマーケットコメントは、資産運用を職業とする国内外の機関投資家顧客向けに書いている落書き帳です。少し違った視点から相場を眺めている一人の声としてお楽しみ下さい!

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 TOPIX : 1298.28 (-34.29, -2.57%)    日経平均 : 13334.76 (-268.55, -1.97%)    円ドル : 106.60  

● オーバーナイトの米国株大幅安を受け、寄付きから軟調。ただ、少なくとも前場中は、足元での急上昇から考えて「当然の調整」といったムードもありました。ところが、後場に入ってからも下げ止まるところか、ズルズルと下落する様子を見ると、「今週の戻り局面は、戻り売りの急所だったのかも?」との考えが頭を過るのを避けられず、時間の経過と共に萎縮ムードが強くなった印象。結局、立ち直れないまま安値圏での大引けでした。昨日までの3日間のラリーで、TOPIXは80.14pt、日経平均は799.61円の上昇だったので、今日の下落でTOPIXは42.8%押し、日経平均は33.6%押しってことになります。

● 日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● 個別銘柄では、昨日までの上昇を引っ張った金融株(銀行、証券、保険)、不動産、その他金融などが軒並みボロボロ。せっかくわずかながらも、「ポートのβを高めようかな?」の雰囲気があったのに、思いっきり冷や水を超えて凍り水をぶっ掛ける状態。本当に相場が温まってきているのだったら、ヒヤッとしても、週明けにはケロッとした顔をして出てこれるでしょうし、相場が駄目な中での「ベア・マーケット・ラリー」だったら、「売り時を逃した」の雰囲気が強くなる可能性も考えられ、その場合には「ジリ貧」+「上値が重い」が強まることも頭に入れておいた方が良いのかも知れません。

● なお、今日の東証1部出来高は前日比1億9382万株も減って17億7089万株、売買代金は同1949億円減の2兆0774億円と、指数がかなり前日比でブレた割には閑散。GSユアサ(6674)が8361万株、アーバンコーポ(8868)が6306万株と、この2銘柄で1億4000万株超も出来ていたことを考えると(東証1部出来高トップと第3位)、それ以外はもっと閑散だったことが想像できます。まぁ、一喜一憂の「憂」と考えたら、大した事は無いのかもしれませんが…(^^;。最近の相場は、情けなくも米国株次第の面が強い地合いなので、週明けにまた考えることにしましょう(^^;。

● そうそう、後場中盤の嫌なムードのところで市場筋の間を飛び交ったニュースが、 「Temasek - Selling Merrill Lynch, Half or total of 87m shares have been sold off at a loss, according to US recorded filings」 ("Temasekが保有するメリルリンチ株の半分を損切り売却" 和訳:虎年の獅子座)とのニュース。その後、ロイターの英語版などで否定コメントが流れていましたが、ザラ場中にこんなニュースが市場筋の間を流れると余計なことを考えて、何となく心理的にドヨーンってなってしまいます(^^;。

● このサイトは、あまり見慣れたところではないものの、まるっきり冗談のような文章でもなかったです。Temasekはご存知の通りシンガポールのSWFの一つ。そこが曲がりなりにも「投げた」のが本当だったら、それなりに重たいニュース。相場の地合いが良い時だったら「売り圧力の減少」と受け取ったかもしれませんが、今の地合いだと「追随して損切りするところが出てくるかも…」とか、「何か悪いニュースでも掴んだのかも…」などといったネガティブな連想になってしまいます。今日の地合いだったら、「今晩のNY株が…」なんて考えてしまうと、余計に雰囲気を悪化させた可能性はあります。

● 今日は話がバラバラでまとまりません(^^;。ので、残りの記録。東証1部値上がりは262銘柄、値下がりは1404銘柄。今朝の日経平均SQ値を計算すると、前日比175.88円安の13427.43円(9時11分確定)と初っ端から軟調。日経平均の日中値幅は145.61円(前場91.56円、後場80.93円)と、前日比で動いた割にはかなり小動きの1日でした。また、市場筋推計による今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、売り越し(2310万株売り/2070万株買い)でした。

● 雑談。そういえば、今日(7月25日)は天神祭。相場には「天神底」という格言があるのですが、経験則として、毎年7月25日ごろに相場の転換点が訪れるという意味。多くは「底」からの反発を意味します。あながちハズレではないとの文章をどこかで読んだ記憶はあるものの、自分で検証するだけのエネルギーがありません(^^;。盲信しておくことにします(^^;。良い週末を!

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 TOPIX : 1301.15 (-18.92, -1.43%)    日経平均 : 13286.37 (-176.83, -1.31%)    円ドル : 105.90  

● 米国株がかなり安いところから切り返してプラスだったこともあり、日本でも「今日こそは反発」の事前予想が多かったのでしょうが…。結果的に続落となってしまい、これで日経平均は10日続落(TOPIXは"たったの"6日続落)。日経平均の10日続落は、1965年2月19日~3月2日に掛けて10日続落して以来、なんと43年ぶりのこと(!)。不安材料はテンコ盛りな一方で、「そろそろ反発するんとちゃう?」という感触以外に買い材料が見当たらないなかでは、一度マイナスになってしまうと支えきれなくなった格好。朝方の一瞬こそはプラスだったものの、5分と持たないでマイナス転落し、戻りらしい戻りのない寂しい1日でした。

● 東証1部値上がり186銘柄に対して、値下がりは1476銘柄にも達し、「ほぼ全面安」状態。その中で、東証33業種別指数では医薬品、その他製品(任天堂の別名(^^;。任天堂が業種で65.4%のウェイトを占める)、情報・通信がプラス。騰落銘柄数では、ほぼ全面安だったものの、それなりにプラスの銘柄もポツポツあったのです。ただ、それ以上に下げパワーが大きかった格好。海運、機械、保険などが厳しい状況でした。

● 日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● なお、日経平均の続落記録は、日経平均プロフィール内の「下落記録」 に掲載されています。プルダウンが最初は「下落率」になっているのですが、そこを「続落記録」にすれば出てきます。日経平均の10日続落は歴代4位タイ(既に更新されています(^^;)。同HPによると、過去の10日続落は「1965/02/19 -1965/03/02」と「1956/08/07 - 1956/08/17」なので、えらい昔の記録に並んだことになります。次のハードル(^^;は、「1953/05/21 - 1953/06/03」に記録した12日続落。これだけ書けば、「おまじない」効果も出て来て、記録が途切れることでしょう(^^;。

● ちなみに、TOPIXの連続騰落記録について東証のHPを探してみたのですが、どうやら掲載されていないようです。東証HPによると、TOPIXは「1968年(昭和43年)1月4日の値を100としてスタート」と書いてあるので、日経平均と全く同じ軌跡を辿ったと仮定しても、1965年は計算されていないかもしれません。指数としての動きはTOPIXと日経平均で異なる場合も良くあるので、正確には分かりません。東証さん、この際ですから記録を載せて頂けいると好奇心が満たされます(^^;。よろしくね!

● 記録。東証1部出来高は前日比1位jy5004万株増の20億1223万株、売買代金は同2589億円増の2兆3765億円。今朝の日経平均SQ値を計算すると、前日比20.56円高の13483.76円(9時15分確定)と堅調。ただし、ここがほぼ高値でした。日経平均の日中値幅は242.82円(前場216.85円、後場124.40円)。また、市場筋推計による今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、買い越し越し(2040万株売り/2660万株買い)でした。

● 話題変更。日経朝刊に 「日本版政府系ファンド、公的年金10兆円運用 自民検討チーム案」 との記事が掲載されたのですが、市場では気抜けするほど話題になりませんでした(^^;。まだ自民党案までも行っていない状況なのが一つ、既に何回か報道されている件だってのが一つ。そして大きかったのは、「上手く行くはずがない」との冷めた目が多いこと。まぁ、そうでしょうね。日本株に限っても、テレビ東京のニュースによると、「7割を国内の債券で、残り3割を国内外の株式や不動産などで運用」ってことなので、日本株だと3兆円に数千億円は足らない規模が予想出来ます。この程度だったら、それほど大きな影響がないと考えるのが普通。昨年(2007年)1年間で事業法人は1兆5555億円の買い越し。普段あまり話題にならない「事業法人」でも、この程度は買い越しているのですから…。まぁ、やるんだったらロスカットの方針はきっちりと守って欲しいものです(^^;。

 TOPIX : 1320.10 (-0.58, -0.04%)    日経平均 : 13481.38 (-62.98, -0.46%)    円ドル : 105.75  

● 前週末の米国株は軟調だったものの、CME日経平均先物は堅調。市場筋推計による今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、7日ぶりの買い越し(3130万株売り/5110万株買い)になったことも合わさって堅調なスタート。ただ、そこからは完全に方向感を失った格好で、ザラ場の大部分は前日終値近辺でのもみあい。皮肉にも方向性が出たのは大引前30分間で、方向は「下向き」(^^;。円高方向(105円台突入)に振れたこともあって、最後の最後にズッコケで大引け。これで日経平均は8日続落となり、TOPIXも4日続落。日経平均の8日続落は、昨年11月2日~13日に8日続落して以来。

● 日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● 今日は指数は結果的にマイナスだったし、新興市場はもっと冷たい空気が流れる展開。東証マザーズ指数、大証ヘラクレス指数は共に連日での算出来安値更新。主力どころで見ても、銀行株はどちらに行きたいのか良く分からないし、保険株はかなりの売られ方。テクノロジーも最後に円高気味に振れたことでスコーン。今日は例の「野村通貨選択型日本好配当株投信」の設定買いが入るとの観測が流れていたし、実際に入っていた感触はありました。ただ、「好配当」というだけあって、銀行や保険株は完璧に論外状態。電力・ガスや商社、鉄鋼などがしっかりしていた面を見ても、配当利回り系の雰囲気はありました。

● ザラ場の大部分で指数に大きな動きがなかった一方、ファクター分析からは「ほぉ~」状態(^^;。今日はバリューがガンガンに効いて、多くのFM諸氏はご機嫌ムードでした(^^;。配当利回りとバリューは一般的に共通項が多く、想像力を逞しくすると、例の野村の投信設定が市場筋観測の通りに入っていたとすると、それがバリュー押し上げ要因になった可能性は考えられます。また、今日は月末。海外的に見れば半期です。それも多少はお化粧として効いていた可能性は考えられます。ただ、どちらかと言えば前者の影響が大きかったように感じられたのが正直なところ。6月はバリューは今一つの展開が続いていたのですが、最終日にこの好調。ただ、需給的要因でこうなった可能性もあるだけに、明日以降がちょっと恐いです(^^;。

● なお、この野村の投信については、QUICKで 「野村証券販売の外貨建て日本好配当株投信、約850億円の資産規模で運用スタート」 とのニュースが流れていました。ご参考に。しかし、いつも感じるのですが、野村の営業体は凄いです…(^^;。やっぱり一味違う。ホンマ。

● また、一部にはオイルマネーの買いが入っていたとの観測も聞こえたのですが、確かに足元だけを見れば、シャリア指数はTOPIXや日経平均をアウトパフォームしています。この手の話ではどこを基点にするかで結果(印象)が変わってくるのですが、例えば終値ベースでの直近高値(TOPIXで6月17日)を基点にすると、TOPIXは94.16、日経平均が93.96の一方、SPTPXシャリアは95.55で対TOPIXで139bpものアウトパフォーム(対日経平均では159bp)。この間に米国市場で金融株がズッコケた面はあるにしろ、結果的にこうなっているのは、もしかしたらオイルマネーの買いが継続的に入って該当銘柄群を支えている結果かもしれない、と考えることも出来てしまうのです。ちなみに、きょうのSPTPXシャリア指数は+4.72pt(+0.53%)と、周りがずっこけている中で堅調でした。

● もし百万が一、シャリア指数について知らないって方は、東証HPの中に 「S&P及び(株)東京証券取引所、イスラム投資家向けの日本株指数を算出開始‐S&P/TOPIX150シャリア指数の開発」 がありますので、こちらをご参照下さい。 S&P/TOPIX150シャリア指数の構成銘柄は、実は東証のサイトにはありません。S&Pのサイト内、 「株価指数>S&P/TOPIX150シャリア指数」 に載っています。TOPIX100採用銘柄なのに、このシャリアに採用されていない銘柄を見ると興味深いです。銀行、証券、保険などの金融株は全部アウト。酒類やタバコ関連、不動産、商社株なども除外されているのが分かるハズ。まぁ、もう知らないって方はいらっしゃらないでしょうけど…(^^;。

● 記録。東証1部出来高は前週末比1億3176万株減の18億3402万株、売買代金は同1771億円減の2兆0988億円どまり。お世辞にも賑わったとは言い難い状態。東証1部値上がりは796銘柄、値下がりは816銘柄で、ほぼ指数並み。日経平均の日中値幅は144.20円とかなり狭く、特に前場はたったの88.96円しか動きませんでした(後場は140.49円)。

● 雑談。昨日の試合(対ヤクルト戦、秋田)は、テレビ観戦していても、かなりストレスが溜まる試合でした(-_-;)。そりゃあ、抑え投手として毎回パーフェクトってことがないのは理解しているものの、それでも「スコーン、スコーン、ドカーン」で4失点にはストレスが…(^^;。明日からは甲子園で対中日3連戦。頼んまっせ!

 TOPIX : 1355.54 (+34.17, +2.59%)    日経平均 : 13914.57 (+414.11, +3.07%)    円ドル : 107.40  

● 堅調にスタートした相場は、後場に入ってからややもたつく局面があったものの、押し目らしい押し目も作らずに大幅高で終了。先週末の米国株式市場が上昇したというのはあったものの、それは最後のホンの30分間で100ドル安から一気に100ドル高まで駆け上がっただけに、多少割り引いて考えていたのですが、見事に外れました(^^;。ご参考にNYダウの日中足を付けておきます(出典:Yahoo! Finance)。最後の30分間だけだったのがご覧頂けるかと(^^;。

● 色々な意味で期待感が先行したとしても、ここまで高ければ心理状態も好転します。もっとも、今日はモノライン救済策がどうのこうのと言うよりも、先物に大型買い爆弾が連続して炸裂して引っ張り、断続的な裁定買いを誘ったという、もっと直接的な需給の影響が大きかったと感じました。ただ、以前ならば中国株の軟調さなどを嫌気したかもしれないところだったでしょうけど、それを意ともせずに上昇(^^;。この辺は認めないといけないとは考えています。気をつけておくべきことは、本当にモノライン救済策が発表されるのかどうかは分からないし、先物が引っ張った需給は逆にも出ることが有りえる、という点。まだ心理の波は収まっていないと考えていますけど、何はともあれ、今日の上昇はそれなりに評価しておきましょう(^^;。なんたって日経平均で400円超も上げたんですから…。

● 今日は日経平均先物(3月限)の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。ちょっと分かり難いかもしれませんが、ワーッと商いが出来ているところでグイっと上昇している一方、出来高が減ると横ばいになっているところをご覧頂ければと…。

● 「誰が買ったか」については、市場筋の間ではSWF説が当然のように流れていました。週末に 「中国投資有限責任公司、国際帝石など日本株投資を検討=英紙」 (ロイター)といった記事が流れるなど、あちこちで似たような報道が増加中。上記記事に名前が出たINPEX(1605)は+7.89%の大幅高だったし、間違いなく心理的影響はあったでしょう。

● でも、それ以上に、大引後に開示された先物の手口を見て「えっ?(@_@)」と「やっぱり…」って感じ(^^;。日経平均先物では、CSが14,622枚買いと圧倒的。CSの売り手口は上位21位以下で非公開だったのですが、20位の楽天が1981枚売りだったので、それと同じかそれよりも少なかったってこと。つまり、最低でも1万2000枚超は買い越した勘定になります。日経平均先物3月限のVWAPで金額に換算すると1650億円強(1万2000枚として)。他の買い手がカリヨンが差引 2152枚買い越し、メリルが3324枚買い(売り非公開)など。売りはSGが差引 3737枚売り越し、MSが差引 2246枚売り越し、バークレイズ3607枚売り(買いは非公開)など。つまり、CSがブッチ切りだったってことです。

● TOPIX先物でもCSの買い手口が目立ち、CSは差し引き 4310枚買い越し、カリヨンが差引 1435枚買い越し、JPMが差引 990枚買い越し。売りはBNPPが差引 5855枚売り越し、GSが差引 1107枚売り越しなど。市場筋観測では、「債券先物売り/株式先物買い」の取引だと見る向きが大勢だったのですが、債券先物は昔から手口が公開されていないので、究極的に確認は取れません。CTA筋の取引だとは思うのですが、今日の上昇のうち、どの程度が影響を受けたのかを考えると、ちょっと恐い面もあります(^^;。

● 一方、指数から見てもTOPIXの+2.59%に対して、日経平均は+3.07%と大きくアウトパフォーム。Core30が17bp負けた一方、Large70が56bpも勝って一人勝ち状態。Mid400は5bp負け、Smallは72bp負けでした。Large70が大きく勝ち越す時は、経験則からして、日経平均型の裁定買いが多く入ったことを示唆しています。また、新興市場はプラスだったものの、日経平均には全く追随できなかった1日でした。なお、日経平均寄与度ランキングを見ると、プラス側は上から順番に、京セラ、アドバンテスト、ファーストリテイリング、ファナック、東京エレクトロン、TDK、てるも、ミツミ電機、キヤノン、クレディセゾン(出典:Bloomberg)。典型的な「225デー」だった印象ですネ。銀行株もそれなりに頑張ったのですが、追いつかなかったですから…。

● 記録。東証1部出来高は前週末比1億4970万株増の22億4046万株、売買代金は同1538億円増の2兆6284億円と、指数の動きの割には今一つ感が残るレベル。東証1部値上がりは1511銘柄、値下がりは162銘柄と「ほぼ全面高」状態。今朝のSQ値を計算すると、前週末比120.39円高の13620.85円(9時40分確定)。印象としては至極妥当な水準だったと思うのですが、その後も上昇は止まりませんでした。結果的には、SQ値から大きく乖離して終わっています。日経平均の日中値幅は356.87円(前場237.85円、後場232.50円)。また、今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は売り越し(2340万株売り/1790万株買い)でした。かなり数字が少ないというか…(^^;。

● そうそう、決算発表もほぼ終了したのですが、次回のために例の日米主要企業決算発表予定ワークシートをアップしておきました。左側のフレームからダウンロードページにお進み下さい。次は4月中旬頃からスタートです。

 TOPIX : 1321.37 (-13.35, -1.00%)    日経平均 : 13500.46 (-187.82, -1.37%)    円ドル : 107.50  

● 朝から軟調な展開だった相場は、前場中盤にスルスルと下落。米国株安やCME日経平均先物安からして、ある程度軟調なのは予想していた向きが大勢だったでしょう。「フィラデルフィア連銀の2月製造業景気指数が予想を大幅に下回ったことを嫌気」なんて書くと格好良いのですが、要は主体性に乏しいマーケットなので、外部環境によって相場心理が振らされる度合いが大きくなるのは致し方ないところ。後場は安値圏でのもみ合いに終始し、最後の30分間で日経平均にして100円ほどは戻ったものの、軟調なまま大引け。ドカンと下がらなかったことで安心すべきか、それとも上値の重さ、主体性の乏しさを嫌気すべきか…。チャートも三角持合いというかフラッグになっているので、来週がちょっとした鍵になりそうな雰囲気です。

● 今朝のNHKニュースで 「中国ファンド 日本重点の方針」 で「アジア各国への投資のうち半分以上を日本に投資する方針」と報じられるなど、心理的な追い風材料もあるにはあったのです。でも、今の相場は、一度上向きの勢いが付くと悪材料が悪材料に見えないし、逆に下向きの勢いが付くと好材料は全面無視。市場心理が揺れ動くというか、「羊の群れが右往左往」って感じが否めない状況が継続中。しっかりとした先導犬が居てくれると、それなりの方向性も出てくるのでしょうけどねぇ~(^^;。参加者が皆揃って他人の顔色を窺っているようだと、なかなか主体性は出てきません(^^;。

● 日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● 個別銘柄には、テレコムの全面安商状が「痛っ!」。KDDIは何と-10.10%で、ドコモ-4.82%、NTT-3.53%、ソフトバンク-2.00%と酷い状態でした。KDDIの家族通話無料化で連想される料金体系泥沼化がネタというのは分かるのですが、それにしても…って印象もありました。KDDIは日経平均へのインパクトも大きい銘柄なので、その点でも「痛っ!」でした。今日はKDDIだけで日経平均を-30.00円押し下げていました。第2位がキヤノンの-8.01円だったので、インパクトの大きさが分かります。また、下げ止まらない不動産株、とりわけ今日は住友不動産が昨年来安値を更新するなど、こちらも先が見えない状況。テクノロジーは行ったり来たりが続く一方で、意外に資源系が堅調で、商社も堅調でした。

● そうそう、市場筋の間で話題になっていたのがNTT(9432)。大引間際に数千株単位の売りが断続的に出て(多くは引成、一部指値)、結局、差引1万株程度の売り越しになってしまってザラ場引け。市場筋の間では、「何があったんや?」が飛び交っていました。最初に頭に浮かぶのは「誤発注」でしょうけど、最近は各社ともに防止措置はかなり充実しているはずなので、大型の誤発注が頻繁に発生することは考え難くなっています。

● 本当にNTTを1万株ほど売りたいのだったら、大引成行ばかりにせずに最後の3~5分間ほどで売れば、それなりにインパクトはあったにしても、全数約定できたロットだったのです。想像するに、終値ギャランティーか「終値で売ってくれ」というインストラクションが付いていた注文だった可能性が考えられるのですが、流動性や引けの気配の飛び方を知らなかったのですかね?ちょっと不思議でした。なお、大引後の立会外取引や市場外取引では、数百株程度の取引はあったものの、1万株単位はありませんでした。タダでさえ軟調地合いのセクターだったので、余計に目立った格好でした。蛇足ですが、最後の値段の時間が14時59分になっているところで、ザラ場引けが分かります。

● NTTの日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。実際にはザラ場引けで取引は成立しなかったのですが、最後が14時59分なのはご覧頂けるかと。

NTT(9432)日中足

● 記録。東証1部出来高は前日比7726万株減の20億9076万株、売買代金は同1206億円減の2兆4746億円と商いは今一つ。東証1部値上がりは542銘柄、値下がりは1070銘柄と指数的には妥当なところ。今朝のSQ値を計算すると、前日比197.85円安の13490.43円(9時25分確定)。実は、この後で一度戻り掛けたものの、その後、前場終盤に安値アタック。ただ、結果的にはSQ値から大きく外れることが無かった1日でした。日経平均の日中値幅は161.90円(前場161.90円、後場128.89円)と小動き。また、今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、5日ぶりの売り越し(2770万株売り/2490万株買い)でした。

● 今日も大引後に発表された先物の手口から大きなところを抜き出しておきましょう。日経平均先物では、CSが5447枚売り(買い非公開)、JPMが3215枚売り(買い非公開)、カリヨンが差引 2673枚売り越しなど。買いはGSが差引 2033枚買い越し、みずほが2761枚買い(売り非公開)、野村が2672枚買い(売り非公開)、LBが差引 1746枚買い越しなど。

● TOPIX先物では、CSが差引 2107枚売り越し、LBが差引 1791枚売り越し、MSが差引 1284枚売り越しなど。買い手はGSが差引 2065枚買い越し、ドイツが差引 1291枚買い越し、BNPPが差引 1134枚買い越し、みずほが1209枚買い(売り非公開)など。これで何が分かるかと聞かれても、100%の確度では何も分かりません(^^;。ただ想像力を逞しくして、解釈を広げると見えてくるような「気がする」こともあります。それ以上に、先物動向に注目が集まること自体が、マーケットを引っ張るネタが乏しい、と理解しています(^^;。

● 雑談。外資系証券では先月ぐらいから、人材が何かと流動しやすい「時期」です(^^;。私が時々覗きに行くブログに、藤沢数希氏(ハンドルネームだとは思うけど詳細不明)の 「金融日記」 という、ちょっと毒舌が入った(^^;面白いブログがあります。ご本人は「某米系投資銀行勤務」とのことで、過去のアップを読むとクオンツ系のプロップ・トレーダーのようです(スタットアーブかな?)。その彼の最新アップが、 「行く人、来る人、去る人、拒まれる人 -外資系証券会社の人間模様-」。ややリアル過ぎる面(^^;もあるのですが、風景が何となく想像できるかと…。このアップには、既に数多くのコメントが付いているのですが、それを読むと如何に外資系証券の世界を知らない方々が多いか、とも感じてしまいました。これは良い意味でも悪い意味でも、ってことです(^^;。

● お疲れ様でした。良い週末を!

 TOPIX : 1334.72 (+32.00, +2.46%)    日経平均 : 13688.28 (+377.91, +2.84%)    円ドル : 108.25  

● 寄付きから米国株堅調、CME日経平均先物堅調に支えられ、さらに昨日後場の「売り過ぎ感」も手伝って、寄付きからピョコンと上昇してスタート。前場は寄付き後もジリジリと上昇し続け前場終了。後場に入ってから、相場は先物主導で一段高。市場筋の間では、同時刻にスコーンと下落した債券先物の動きから、「株式先物買い/債券先物売り」があったとの観測が有力でした。いずれにしろ、「昨日後場の急落は、いったい何やったんや?」という感じの後場。それだけ腰が座っていないというか、心理に振られる展開が続いているというか、主体性に乏しいというか、まぁ、なんと言いますか…(^^;。

● 今日の終値水準を見ると、TOPIXも日経平均も、今日の終値は、ほとんど昨日前場終値水準(TOPIXは1333.95pt、日経平均は13651.64円だった)。つまり、昨日後場の急落分は今日の反発でチャラになったってことです。好意的に見れば、あれだけの薄気味悪い下落を1日で取り戻したとも言えるし、ひねくれた見方をすれば、後場高かったけど上値はかなり重たかった点を指摘することもできます。この水準は昨日の前場水準と同じ程度で、そこから上を買う向きもいなかったとも取れることになります。どちらが正しいのかは、明日以降の相場次第です。

● 日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。昨日の日中足とつなげて眺めることができれば、昨日後場下落分は埋まったものの、その上にも行かなかったことが分かります。ここでやってみたのですが、どうも画面の横幅が足らない感じなので、印刷して切り取るなりしていただければ…(^^;。

● そこでいつも通りの「誰が買ったの?」になるのですが、一般的な相場解説だと「仕掛け的な買い」系がほとんどで全く役立たず。でも大引後に興味深いニュースが流れていました。「共同通信/DJ」としてロイター端末に流れていたものです。ネット上を色々検索しても見付からないので、こちらに部分引用しておきます(全文引用ではありません)。

日経平均先物などに投資 シンガポール政府系ファンド」
東京のあるストラテジストによると、シンガポール政府系ファンドのテマセク・ホールディングスやシンガポール政府投資公社(GIC)が21日、総額約300億円を投じて日経平均株価先物や日野自動車、TDK、コマツなどの日本の大型株を買った。(DJ=共同、マーケットトーク)

● 記事の情報ソースも「東京のあるストラテジスト」としか書かれていないので、確認のしようもないし裏は取れません。とりあえず「そういう見方もあるんだな」と頭に入れておくってことで…(^^;。

● 一方、大引け後に開示された先物の手口を見ると、日経平均先物だと、カリヨンが差引 3906枚買い越し、メリルが3096枚買い(売り非公開)、CSが差引 1726枚買い越し、JPMが差引 1469枚買い越しだった一方、バークレイズが3488枚売り(買い非公開)、SGが差引 1644枚売り越し、BNPPが差引 1230枚売り越しなど。TOPIX先物では、CSが差引 2920枚買い越し、カリヨンが差引 2228枚買い越し、LBが差引 1821枚買い越しだった一方、BNPPが差引 4808枚売り越し、SGが差引 1547枚売り越しなど。確信するのは無理ですが、手口の雰囲気だと、どちらかというとテマセクというよりもCTAっぽい感じ(^^;。つまりJGB先物とのスプレッドっぽいイメージが色濃く出ていました。いずれにしろ、本当のところは分からないですけどネ。

● 記録。東証1部出来高は前日比2億3138万株減の21億6802万株、売買代金は同4508億円減の2兆5952億円で、昨日増加分をほぼチャラにする減り方でした。株価が戻ると出来高が減るんかいな…(^^;。裁定買いが大きな要因だったので、ある程度は仕方ないのでしょうけど…。東証1部値上がりは1577銘柄で、値下がりは115銘柄と、これもきれいに昨日の鏡写し状態。東証33業種指数では、32業種が値上がりで値下がりはゴムだけ(ブリヂストンが下がったから)。これも昨日の鏡写しでした。今朝のSQ値を計算すると、前日比199.25円高の13509.62円(9時15分確定)で、日経平均の日中値幅は344.38円(前場180.49円、後場262.80円)。また、今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、小幅買い越し(1820万株売り/1880万株買い)でした。フローはかなり少なかったですけど…。

● 話題変更。大引後に発表された投資部門別売買状況によると、 2月第2週(2月12日~15日)の外国人(先物と現物合計)で、外国人投資家が7週間ぶりに買い越しに転じたのです。7週間ぶりというよりも「今年初めての買い越し」と言った方がインパクトありますかね(^^;。現物だけだと1618億円の買い越しで、先物を加えると3823億円の買い越し。これも変化の兆しでしょうか(^o^)。

 TOPIX : 1345.29 (+12.30, +0.92%)    日経平均 : 13757.91 (+122.51, +0.90%)    円ドル : 107.85  

● ある程度、堅調な相場展開は予想されていたものの、大きく上がる理由が特に無いところで、それなりにちゃんと上昇した1日でした。特に後場はかなりしっかりした右肩上がりの展開。他のアジア市場が堅調だったのもあるでしょうけど、特に材料が無いところでの上昇としては、それなりに評価したいところ。業績シーズンがほぼ終わったことで、「下方修正地雷」は一時的にしろ減るでしょうし、世界的な信用リスク問題にしても飽きてきたというか…(^^;。テクニカル的にも、TOPIXも日経平均もひとまず25日移動平均線を超えてきたし、その移動平均線が上向くのももうチョイ(20日線は今日で上向きになった)。それやこれやで、今日の相場を見ていると、市場心理が多少なりとも好転しつつあるのは確かに感じました。ただ、大引間際は為替が動いたこともあって、何となく伸び悩みムードでしたけど…。問題は、これが継続できるかどうかです(^^;。

● 今日も日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● 今日も市場筋の間では、海外投資家の買い観測が流れていました。米国は休みだったこともあって、欧州筋との見方が多かったのですが、後場という時間からすると、アジア筋だったのかもしれません。今日は銀行株が高かったこともあって、目立って大型株のパフォーマンスが良かった1日。Core30が75bpsも買って一人勝ち。Large70が33bp負け、Mid400が67bp負け、Smallは8bp負けでほぼチャラ。新興市場はJASDAQ指数と東証マザーズ指数はマイナス。ヘラクレスはかろうじてプラスだったものの、全体に大型株に資金が向かった様子が分かります。来週発表の投資部門別動向が楽しみです。なお、今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、小幅買い越し(1980万株売り/2030万株買い)でした。つまり、リーブオーダーではなく、リアルタイムの買いが多かったってことでしょうか。

● 記録。東証1部出来高は前日比2076万株減の21億4459万株、売買代金は逆に同1690億円増の2兆5833億円でした。株数減で金額増は銀行株やトヨタ、ソニーなどの商いが多かった影響でしょうけど、まだ盛り上がりに欠けているのは確か。東証1部値上がりは1102銘柄、値下がりは528銘柄。今朝のSQ値を計算すると、前日比159.56円高の13794.96円(9時20分確定)。ただ、この水準を抜けてきたのは後場に入ってからで、終値でその下で引けています。上値が重たかったのは否定し難い状況でした。日経平均の日中値幅は161.33円(前場109.80円、後場124.74円)と小動き。興味深かったのは、前後場の売買代金分布で、前場42.1%に対して後場57.9%と、かなり後場側に歪んでいました。この辺も、後場にそれなりの買いが入った様子をうかがわせます。

● 今日もはネタ切れなんで雑談(^^;。ちょっと前に日本気象協会から「桜の開花予想」が発表されており、こちらからアクセスできます。それによると、東京の開花は平年(3月28日)よりも早めで、3月22日~3月25日と予想。昨年は3月20日とかなり早かったので、それよりは遅くなる予報です。でも、花粉症の方々にとっては、その前の関門が大変ですね。この2週間ほど寒いので花粉もそれほどではないようですが、暖かくなれば急に飛び始めるだろうし…。ちなみに同HPの「花粉飛散(悲惨?)予報」はこちらです。私は今のところ花粉症とは無縁ですが、いつ来るかと毎シーズン怯えています(^^;。

 TOPIX : 1332.99 (-1.90, -0.14%)    日経平均 : 13635.40 (+12.84, +0.09%)    円ドル : 107.85  

● 先週末の米国株式市場軟調やCME日経平均先物が大証比35円安だったことなどから、寄付き前には軟調な展開を予想していた向きが大勢だったでしょう。今朝の日経平均SQ値を計算すると、前週末比7.68円円安の13614.88円(9時10分確定)と静かなもの。ところが、その後は、ぐいぐいとプラス方向に一直線。「あれっ?強いやん?」って感じの最初の1時間でした。もっとも、一巡後は動きが止まってしまい高止まりで横ばい。午前9時半以降は日経平均で70円幅程度しか動かず方向感に乏しい展開のまま前場終了。

● 後場に入ると、今度は意外感の伸び悩み。せっかくキープしていたプラスをぶっ飛ばしてしまい、TOPIXは午後1時15分過ぎに一時マイナス転落。その後多少は戻る局面があったものの、結局、大引けでもTOPIXはマイナス転落で終了(日経平均はかろうじてプラス)。ザラ場高値がTOPIXで+16.98pt(+1.27%、10時40分)、日経平均は199.89円高(+1.47%、10時41分)まであったものの、最後の伸び悩み感はちょっと悩ましい感じでした。まぁ、当初から軟調な展開を覚悟していたことを考えると、それなりの粘り腰だったとも考えることが出来るのですが…。

● 日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● 市場筋の間では例によって「誰が買ってるの?」との観測話が飛び交っていましたが、有力だったのが、欧州からの買い観測。欧州となると、いつも通り「オイルマネーの買い」へと連想が広がっていました。もちろん、これは本当かも知れないし、幻想かもしれない類のもので、最終的に確認が取れることはありません。ただ、今晩の米国市場はPresidents' Dayでお休みってこともあり、米系は少なかっただろうと想像できたこともあって、余計に「オイルマネー」論が強かった様子。何はともあれ、国内的には大した買い材料がないところで、これだけ底堅い相場が展開できたことは、それなりに評価しても良いのかもしれません。もちろん、これは希望と期待を込めてのバイアスした考え方ですけど…(^^;。

● 一方で、後場のジリ貧相場を見てしまうと、やはり市場に警戒感というか、先行き不透明感が色濃く残っているのを感じざるを得なかったのが正直なところ。TOPIX/日経平均先物ともに、かなり逆ザヤで引けてしまったのにも、この辺の心理が出ているような感じを受けました。一方、ファクター分析面からは、今日は久しぶりにリターン・リバーサルが効いた1日。ここしばらくは、リバーサルはかなり惨憺たる状態だったので、いくら相場が上を向いているように見えても信じ切れなかったのですが、少し変化の兆しかもしれません。この辺も少しだけ注意しておきたいところです。

● 『相場は悲観の中で生まれ、懐疑の中で育ち、楽観とともに成熟し、幸福のうちに消えていく』という相場格言を考えると、今は第1ステージから第2ステージへ移行しつつあるところでしょうか。1月22日の突発的な急落を経て、そこを試すほど下がらないままこの水準まで戻っているものの、「懐疑」というからには、まだしばらくは「あかん (T_T)」と「行けるかも?」が交錯するのを覚悟しておいた方が良いのでしょうネ。

● 個別銘柄では、マツモトキヨシ(3088)が先週末の業績発表を受けて、朝からストップ安に張り付いたまま比例配分。あちこちのアナリストから格下げ爆弾が飛び交っていました。相場低迷のなかでしっかりの株価推移だっただけに、失望感をモロに食らってしまった格好。いよいよ小売りで買える銘柄が…(^^;。他、ドン・キホーテ(7532)やあいおい損保(8761)も大幅安。一方で、ダイエー(8263)が大幅続伸。個人的には東芝(6502)の株価がどうなるか注目していたのですが、+5.74%と大幅高。マーケットはHD-DVD撤退を好感した格好でした。せっかく市場がこうやって好意的に反応しているのだから、素早く正式発表した方が良いと思いますヨ、東芝さん!でないと、気変わりすると売り材料にされてしまう心配もあるんですから…。

● 記録。東証1部出来高は前週末比1億6950万株減の21億6535万株、売買代金は同1625億円減の2兆4143億円でした。金曜日に増えた分以上を失ってしまった格好で、まだ本調子でないことが良く分かります。東証1部値上がりは957銘柄、値下がりは681銘柄と堅調。これを見ても分かるように、今日は中小型がかなりアウトパフォームの1日で、Core30の27bp負け、Large70の2bp負け(チャラ)に対して、Mid400は16bp勝ち、Smallは71bp勝ちでした。新興市場も元気で、特にマザーズは+5.81%、ヘラクレスは+3.92%でした。日経平均の日中値幅は195.14円(前場195.14円、後場136.93円)と比較的小動き。上にも書いたように、朝の寄付きである程度動いてからは、ザラ場は小動きでした。また、今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、小幅買い越し(1750万株売り/2630万株買い)でした。今晩の米国市場がお休みってこともあり、フローは株数・金額ともにかなり減っていました。

● ところで、大引後に東証から 「株式併合に際しての投資者保護上の留意事項について」 とのリリースが出ています。"あて先"は「上場会社代表者」となっていますが、最近、業績不振企業に良く見受けられる「株式併合+増資」という爆弾についての件で、直近ではYOZAN(6830)を暗黙的に示唆しているものと考えられます。ジャスダックからも同様の"警告"が出ています(こちら)。過去にも同様の「株式併合+増資」爆弾は、タスコシステム(2709)、アライヴ コミュニティ(1400)などの前例がありますが、いずれも少数株主の権利が大幅に毀損する羽目になっています。併合により端株化されることでそうなるのですが、これが大きな理由としても、実は、増資の方にも巨大な問題があるのです。たとえば今回のYOZANだと、既存のCB(転換社債型新株予約権付社債)について、「本社債は転換価額修正条項はありません」と書いてあるところが何とも言えないところ。あまり詳細に書くと誰かが夜道で待ち伏せしそうなので(^^;、ここにはこれ以上書きませんが、かなりエグイ背景があります。基本的に「株式併合+増資」爆弾には近寄らないことが肝要かと…。

● ついでに、ちょっと前の話ですが、株主以外には「笑える」ディスクロも一つ。銘柄はテンポスバスターズ(2751)。まぁ、平たく言えば、社長が自社株を担保に入れて信用取引していたものの、損をこいて担保処分されそうになり、それを避けるために会社が社長に融資した、というもの。会社側のリリースはこちらに掲載されています。もちろん、同社の株主にとっては笑い話どころではありません。そういえば、少し前にも井上工業(1878)が社長の投資失敗で担保処分され、株価が急落した例がありました。会社側のリリースはここからどうぞ。しっかし…(-_-;)。最近は社長の相場の腕も投資判断の要素になるんかいな?

 TOPIX : 1334.89 (+2.45, +0.18%)    日経平均 : 13622.56 (-3.89, -0.03%)    円ドル : 108.05  

● 後場中盤までは方向感に乏しい展開だったものの、午後1時半過ぎから、不思議にもかなり力強い戻り基調。TOPIXは午後2時過ぎにはプラス転換、日経平均も午後2時半過ぎに一時的にプラス転換。主だったアジア市場はマイナス推移だったし、為替が1ドル108円台に迫った程度で、特にコレと言った材料があったワケではなし。まぁ、昨日の残り火が朝方の湿り気を吹き飛ばして、ようやく熾ってきたってことでしょうか(^^;。結局、商社や海運が押し上げる一方で、銀行・不動産・鉄鋼が足を引っ張ってしまい、指数的にはほぼフラット。しかし、午前中のどんよりムードを考えると、金曜日の後場にしてはアップビートな引け味でした。

● ザラ場では、TOPIXは-21.36pt、-1.60%(9時47分)まであり、日経平均は-270.06円、-1.98%(9時48分)までありました。今朝のSQ値を計算すると、前日比155.83円安の13470.62円(9時20分確定)だったので、寄付いた後にもフォロースルーの売りが出ていたことが推測できます。実際、安値を付けに行くところでは、「昨日上昇の半分をもうぶっ飛ばすの?」といった諦めムードもあったのです。その後、後場に入っても安値圏でのもみあいが続いたものの、変化したのは午後1時半過ぎ。この辺からスルスルと上昇。「何があったの?」については、SWF説や公的資金説が流れていましたが、まぁ、この辺のことは追々明らかになるかもしれません。素直に切り返しを「強い」と受け止めておきます(^^;。

● 今日はTOPIXと日経平均両方の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。見比べて頂ければ、何となくTOPIXの方が元気だったと思いませんか?

TOPIX日中足
日経平均日中足

● 個別には、ダイエー(8263)がメリルリンチの格上げを受けて急上昇し、なんとストップ高(+17.3%)。パイオニアが「どないしたん?」状態の大幅高(+15.5%)になったりと、あちこちで飛び跳ねる銘柄がありました。安い方で目立ったのは、ニッパツ(5991)、トレンドマイクロ(4704)、ダイキン(6367)、マブチモーター(6592)など。一方、セクターでは、石油、商社、海運、非鉄の一角などの資源系銘柄が引っ張った一方で、鉄鋼は駄目駄目モード。また、銀行もマイナスから脱出できないままの展開。まだ病み上がり相場なんで、仕方ないところです。

● 記録。東証1部出来高は前日比1億4509万株増の23億3485万株、売買代金は同399億円増の2兆5768億円でした。株数ベースはソコソコ増えたようにも見えますが、金額ベースでは誤差の範囲内ですな、こりゃあ。場中に切り返した相場だったので、もう少し出来たかとも考えていたのですが…。日経平均の日中値幅は310.29円(前場152.14円、後場295.82円)と、値幅のほとんどは後場でした。東証1部値上がりは892銘柄、値下がりは726銘柄。また、今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、再び売り売り越し(3600万株売り/2610万株買い)でした。

● 今日は全体に中小型株のパフォーマンスがよく、Core30が30bp負けだった一方、Large70が16bp勝ち、Mid400が20bp勝ち、Smallが28bp勝ち。もっと大きく伸びたのが新興市場で、マザーズ指数は+7.28%(!)。もっとも、上昇の2割ほどはACCESS(4813)が引っ張ったのですが、それでもご立派。ヘラクレス指数も+4.34%と大幅高でした。

● 指数ヲタク向け業務連絡。大引後に金商(8064)の上場廃止決定が東証から発表されています。昨年11月から今年1月に掛けて実施されたTOBの結果なので、何らサプライズはありません。週明けから整理銘柄(旧称:整理ポスト)に指定され(厳密には明日土曜日から)、19日(火)終値基準で20日(水)にTOPIXから除外されます。もっとも、0.02bpほどですから、大勢に影響はありません(^^;。なお、上場廃止日は約1ヶ月先の3月14日(金)です。東証のリリースは、 「上場廃止等の決定について-金商(株)-」 でご確認を。

● さて、今週は1日少なかったのですが、その割には疲れました(^^;。良い週末を!

 TOPIX : 1532.16 (+0.28, +0.02%)    日経平均 : 15628.97 (-51.70, -0.33%)    円ドル : 110.60  

● 朝方の一瞬こそは、前週末の米国株高や金曜日の引け味の良さを引き継いで堅調だったものの、寄付き段階の買いが一巡してしまうとフニャフニャ。ジリ貧状態のまま前場中盤には指数はマイナス転落。後場に入ってからは、下がらず、上がらずで、方向感に乏しいままの1日になってしまいました。今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、再び大幅な売り越し(8250万株売り/6210万株買い)で、月が替わっても外国人売りが継続していることを感じさせ、ちょっと心配な状況。今日の相場を見る限りでは、外国人投資家の日本株外しの動きが収まってきたと仮定したとしても、「じゃあ、誰が買うん?」の答えが見付からない印象が残りました。

● もっとも、ザラ場中もそれほど大きくは下がらなかったし、TOPIXは結局プラスで終わっているところを見れば、大きく押し下げるほどの売り圧力ではなかったことが分かります。さらに、下値ではそれなりに買いが入っていたのも確かでしょう。でも、上値を追うにはまだ時期尚早って雰囲気は濃厚で、上値の重たさというか、勢いの乏しさも否定できない状況でした。日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● 全体を見渡してみると、何となく内需系がしっかりだった印象があるものの、日替わりメニュー状態から脱出してトレンドが出てきたかどうかは、何とも言えないところ。先週金曜日に強かった商社や海運は再び売られ、鉄鋼も今一つ元気が無し。銀行もメガバンク系は堅調だったものの、地銀系は軟調な銘柄が多く、今一つ焦点が絞りきれない状態でした。TOPIXサブインデックスで見ても、Core30が15bp勝ち、Large70は61bpも負け、Mid400が21bp勝ち、Smallが44bp勝ちと、Large70に負けが集中。今週前半がキーポイントという状態には変わり無さそうだし、その答えは今日の相場だけでは見えなかった、と考えています。

● 記録。東証1部出来高は前日比5億1570万株も減少して21億0011万株、売買代金は同5468億円減の2兆5727億円。先週の金曜日の盛り上がりとは対照的に、元に戻ってしまった格好。東証1部値上がりは958銘柄、値下がりが641銘柄で、印象としてはチョビプラスのTOPIXの方が違和感が少ない状況。今朝のSQ値を計算すると、前日比91.91円高の15772.58円、日経平均VWAPは15678.35円、日経平均の日中値幅は222.00円(前場159.86円、後場125.50円)でした。

● 話題変更で指数ヲタク系の話題。先週後半から、先日、東証とS&Pから発表された「S&P/TOPIX150シャリア指数」についてのお問い合わせをいくつか受けるようになりました。同指数が今日から算出開始になったことで、余計に興味を持った向きがあったでしょうし、最近話題のSWF関連としても注目は当然でしょう。オイルマネーの日本株への流入期待があるなかで、イスラム投資家からの日本の大型優良株への投資という発想ならば、候補銘柄として、イスラム教への適合性のある銘柄がユニバースになる、というのは筋の通った話です。

● 東証からのこの件に関するリリースは 「S&P及び(株)東京証券取引所、イスラム投資家向けの日本株指数を算出開始‐S&P/TOPIX150シャリア指数の開発‐」 として掲載されています。11月21日発表なので少し前の話になります。構成銘柄などの問い合わせも頂いたのですが、構成銘柄は東証HPではなく、S&Pの株価指数ページのなかに、 「S&P/TOPIX150シャリア指数、構成銘柄リスト」 として公開されています。S&P/TOPIX 150指数のなかからイスラム教に適合する79銘柄が採用されており、パッと見では、ハムなどが無いのはもちろん、8200~8700番台の金融セクターが見事に欠落しています(^^;。ただ、この銘柄リストだけではウェイトが不明なので、これだけだと指数を計算するまでには至りません。為念。

● 興味深いのは、S&Pの指数には「S&P/TOPIX150シャリア指数」だけでなく、「S&P Japan 500 Shariah」なる指数も存在すること。こちらは日本株で276銘柄あります。S&P Japan 500指数の中からイスラム適合性を基準で選ばれた銘柄で、S&P/TOPIX150シャリア指数と同じく約半分が採用になっています。この指数の詳細はS&Pの英語版HP、 「S&P Japan 500 Shariah」 にあるのですが、銘柄リストはざっと見たところネットには掲載されていないようです(発見された方は教えて頂けると幸いです)。「S&P/TOPIX150シャリア指数」を参考に想像力を膨らませて頂くってことで…(^^;。

● この指数がメジャーになるかどうかは別にして、イスラム教という枠組みのなかで、どういった銘柄が投資対象になり、どういった銘柄が対象にならないのかを把握しておくことは、決して損なことではないと考えています。同様に、欧米の投資家や中華圏の投資家にとって、さらに投資スタイルによって、どんな銘柄が好まれて、また嫌われるかも、ある程度のイメージを持っておくべきだと考えています。例えば、SRI投資(Socially responsible investment、社会的責任投資)などでは、軍需産業、たばこ、アダルトなどの業種は排除されるし、パチンコ関連などもアウトです。この手の話は、当然のように資金量が大きくなれば大きくなるほど影響も大きくなります。今はSWFが流行だし、イスラム金融の影響も資金の流れにあわせて考慮する必要がある、ってことです。

● もう一つ指数系の業務連絡。大引後に東証1部への昇格案件が2件発表されています。ワイエイシイ(6298、東証2部→東証1部)と日本M&Aセンター(2127、マザーズ→東証1部)です。また、ベリサーブ(3724)がマザーズから動くことも発表されているものの、現時点では所属部未定となっています。いずれも東証HP内 「一部指定・市場変更・指定替え会社一覧」 に掲載されていますので、ご確認をよろしく。TOPIX算入はいずれも1月末の月末修正です。

 TOPIX : 1531.88 (+17.41, +1.15%)    日経平均 : 15680.67 (+166.93, +1.08%)    円ドル : 110.45  

● 今日は不思議な印象の1日でした。ファクター分析から見ると、11月の最終日にして、11月中の正反対の展開。バリューもリバーサルも、そしてグロースもプラスにギンギンに貢献するという最近にしては珍しい1日。指数で見る以上に「理屈が通る1日」だった印象で、「強い相場」と感じた方も少なくなかったでしょう。こんな日が毎日続くと楽なんですが…(^^;。あるFM氏は、「今日みたいな相場で嫌がっている人は誰もいないでしょうね」とおっしゃっていましたが、別の某FM氏は、「こんなの、いいんですかねぇ~」と…(^^;。負け癖が付いてしまったとは言いたくないのですが、あまりにひどい1ヶ月だっただけに、にわかには信じ難い1日だったのでしょう(^^;。

● 8月と類似するバリューが効かない相場が嫌というほど続いた11月ですが、昨日、今日とリバーサルから反転してバリューへと波及したのが、来週にどう繋がるかが注目点。単に月末だから反発しただけなのか、それとも外国人投資家の日本株外しの動きに変化が出てきた兆しなのかが、とても大きな焦点になってきます。これは需給面の話だけではなく、心理面に大きな影響を与える可能性を秘めています。PERで10倍割れ、PBR1倍割れがゴロゴロあるなかでは、心理の変化がファンダメンタルズの変化どころではないインパクトを与える可能性があるからです。

● 週明けには、機関投資家の手元にBarraのデータが届くことでしょう。今回は日付の並びの関係でSQが遅い(12月14日)こともあって、来週は月次リバランス週になります。来週初め、出足の2~3日間の相場の動きによっては、バリューを強めるか、それともリスクを落とすかの決断が必要になりそうです。相場がどちらにモメンタムが付くかによって、どちらにも動きかねないというか…。12月が稼ぎ時の1ヶ月になるのか、ひどい年末になるのかの分かれ道かも知れません(^^;。気合を入れていきましょう。

● 指数の面からは、前場は静かに寄ってジリ高、後場は基本的に横ばいの展開。日経平均の日中値幅では、全体では230.67円とソコソコ。前場が177.92円、後場が143.81円でした。14時20分に掛けてジリジリと伸び悩む局面もありました。ちょうど、WSI紙の 「China's Sovereign Wealth Fund Takes Cautious Approach (海外で大型投資行う用意はまだない=中国の外準運用会社董事長)」 との記事の日本語訳が流れていたようなので、多少は警戒感が強まったのかもしれません。それでも、その後は再びジリ高基調となり、最後の最後はピョコンと上昇。「お化粧買い」が入ったのかどうかは分かりませんけど、悪くない印象の大引けでした。

● 日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。大引けのピョコンが見えます?

● 今日は、MSCIやRussell野村のリバランスの基準日ってこともあって、大引け間際はかなり商い活況。毎分の東証1部売買代金推移を見ると、前場37.95%、後場62.05%と、かなり極端に後場に偏りがありました。朝寄付き後5分間が5.6%だったのに対して、大引け前5分間はなんと15.6%。大引けのワンティックで10.4%もの売買代金がありました。さすがというか、なかなかのモノでした(^^;。個別にも動いた銘柄はあちこちにありましたが、いすゞ自動車(7202)あたりを代表例にして、日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。見難いかもしれませんが、大引け間際での出来高の集中度合いをご覧頂ければと…。

いすゞ自動車(7202)日中足

● 記録。東証1部出来高は前日比6億6942万株も増加して26億1581万株、売買代金は同5324億円増の3兆1195億円と活況。売買代金3兆円超は11月20日以来、約1週間半ぶり。東証1部値上がりは1229銘柄、値下がりが406銘柄と、かなり値上がり銘柄が多かったものの全面高というほどではなし。実際、マザーズはマイナスだったし、ヘラクレスもほぼチャラ。この辺の銘柄を中心に相場を見ている方々にとっては、あまり面白くなかったかもしれません。今朝のSQ値を計算すると、前日比9.21円高の15522.95円、日経平均VWAPは15646.86円、また、今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、売り越し(4750万株売り/4270万株買い)でした。

● 指数ヲタク系業務連絡。今日大引け後に東京建物不動産販売(3225)の東証2部→東証1部昇格が発表されています。東証1部指定日は12月7日なので、TOPIX算入は1月末となります。東証HP内の 「一部指定・市場変更・指定替え会社一覧」 にてご確認ください。

● さて今週末から12月。そろそろ年賀状用の住所録などを整理しなくては…。毎年、やろうやろうと考えながら、実際に「やる」のは12月最終週だったりします(^^;。今年こそは進歩しなくては!皆様も良い週末を!

 TOPIX : 1475.64 (-3.14, -0.21%)    日経平均 : 15153.78 (-69.07, -0.45%)    円ドル : 108.50  

● このところ前後場で全く様相が違う相場展開になっていたのですが、今日は一転して「継続感」のある1日でした。最初から行きましょう。米国株は大幅高となったものの、昨日の東京市場時間帯から、これはある程度織り込み済み。しっかりでスタートした相場は、前場中盤に日経平均先物に大口売り爆弾が複数炸裂したことでスコンとマイナスになり、そこからは基本的に方向感に乏しい横ばいの展開のまま終了。ちょっと昨日の昼休みギャップなどがあって、お疲れ気味だったのかもしれません(^^;。今日の日経平均日中値幅は191.56円あったのですが、前場が147.75円、後場は117.08円と、特に後場は小動きで方向感に乏しい展開でした。日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● ここ数日間話題になっていたSWFにしても、中国、オイルマネーと来たので、今日はロシアが来るかな?なんてスケベ心があったかもしれませんが(^^;、さすがに一休み状態。昼休みにも特にニュースはありませんでした。物色動向も気迷い気味で、今一つ良く見えない印象。内需系に行きたがっている雰囲気はあるものの、腰を据えて内需と言い切るだけの国内景気の先行きへの自信はなく、全体としては相場の方向性も物色の方向性も気迷い状態でした。

● あまり面白味を感じる相場でもなかったので、さっさと記録に行きましょう。東証1部出来高は前日比3億6341万株も減少して19億7637万株、売買代金も同5187億円減の2兆4522億円どまり。東証1部値上がりは835銘柄、値下がりが762銘柄と、実は値上がり銘柄の方が多かったです。これは比較的小型株のパフォーマンスが良かった日に起こる現象で、今日はSmallが52bp勝ち。またマザーズは+4.85%とかなりの急上昇で、ヘラクレスも+2.47%でした。

● 今朝のSQ値を計算すると、前日比41.15円高の15264.00円(9時10分確定)、日経平均VWAPは15185.82円でした。また、今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、19日連続(記録更新中)の売り越し(4660万株売り/3170万株買い)。ただし、市場筋観測によると今日も金額ベースでは若干の買い越しだったとのこと。

● 指数ヲタク向け話題。明日はTOPIX月末修正の基準終値日。それよりも、明後日のMSCIリバランスの方が気になるというか…。2回に分けて新計算基準に移行するのですが、前回のMSCIの時も、TOPIXの浮動株基準化の時も、アルファを稼ぐ目的で最初に全量移行してしまう方がソコソコいらっしゃるようで、初っ端のインパクトが大きくなりがち。今回がそうなるとは限らないものの、その可能性は頭に入れておきたいところです。

● もう一件。大引け後に東証から、セキュアード・キャピタル・ジャパン(2392)の「マザーズ→東証1部」の昇格が発表されています。昇格日は12月5日なので、実際にTOPIX算入されるのは、来年1月末になります。東証HP内の 「一部指定・市場変更・指定替え会社一覧」 にてご確認を(ちょっと下の方に掲載されています)。

 TOPIX : 1478.78 (+11.75, +0.80%)    日経平均 : 15222.85 (+87.64, +0.58%)    円ドル : 108.45  

● 今日も前後場で派手な二部構成の1日でした。かなり珍しい1日だったので、ちょっと細かく書いていきましょう。前場は米国株が大幅安で円は107円台真ん中。こうなれば安くなる以外の選択肢は無かった感じ(^^;でしたが、CME日経平均先物が大証比350円安だったことを考慮すれば、まだ被害は軽微だったのかもしれません。ただ、それでも前引け段階では、TOPIXは-31.21pt(-2.13%)、日経平均は320.34円安(-2.12%)まであり、その時点ではかなり悲壮感めいたものもあったのです。

● ところが昼休み中に、シティから「Citi to Sell $7.5 Billion of Equity Units to the Abu Dhabi Investment Authority」(米シティ、アブダビ投資庁に75億ドル相当の出資証券を売却→増資引き受け) との発表があり、これを受けて後場から「金融危機回避」との思惑、さらに今晩の米国株式上昇を織り込む格好で一気に大幅高。日経平均先物の前場終値と後場始値の比較では、14830円→15210円と何と380円もぶっ飛んでいました。日経平均の後場SQ値で比較しても、前場終値に対して何と321.33円も高い水準。これだけのギャップが昼休みを挟んで発生することは、非常に珍しいことです。

● もっとも、TOPIXで12時55分、日経平均で12時41分に今日の高値を付けてからは、ジリ貧気味に推移。午後1時半前には再びマイナス転落する局面はあったものの、大引けに掛けてそれなりに頑張り(先物がかなり引っ張った感じ)を見せ、最後はプラスで終了。さすがに今日は保存版です(^^;。日経平均と日経平均先物(12月限)の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。ギャップの発生具合は日経平均先物の方が良く分かります。

日経平均 日中足
日経平均先物(12月限) 日中足

● 日経平均の日中値幅は510.68円とかなり大きく、前場152.06円、後場291.92円でした。この510円超の値幅は、今年8月17日に800.49円というとんでもない値幅を付けて以来の高水準でした。今日の値動きを簡単に表にしておくと、以下となります。記念に(^^;。

高値安値終値
TOPIX +13.04pt+0.89%-33.68pt-2.30%+11.75pt+0.80%
日経平均 +177.34円+1.17%-333.34円-2.20%+87.64円+0.58%

● 記録。東証1部出来高は前日比1億8290万株増の23億3978万株、売買代金は同1904億円増の2兆9709億円東証1部値上がりは1084銘柄、値下がりが537銘柄。今朝のSQ値を計算すると、前日比281.73円安の14853.48円(9時19分確定)で、朝から相当な悲壮感がうかがえます。朝方はCore30がかなり売られていたものの、後場に一気に盛り返して37bpもの勝ち。Large70は49bpも負け、Mid400は6bp負けでほぼチャラ、Smallは10bp勝ちでした。

● また、今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、18日連続(記録更新中)の売り越し(4250万株売り/3620万株買い)。ただ、市場筋観測によると金額ベースでは若干の買い越しだったとのこと。「撤退売り」が終わったとの確証は無いとしても(実際に物色動向を見ていると、まだ出ている感じ)、そろそろ先が見えてきた感じもあります。問題は来週12月に入ってから。ここでも売りが続くようであれば、ヘッジファンドの解約どうのこうのというのではなく、もっともっと根が深い問題ってことになってしまいます。引き続き注視する必要がありそうです。

● 後日のために、アブダビ関連のニュースを付けておきます。日経では、 「米シティ、8000億円出資受け入れ・アブダビ投資庁から」。また、今日の日経夕刊には「アブダビ政府、対日投資へ調査団、最大級の政府系ファンドも」との記事があったとの話が市場筋間で流れていたものの、ネットでは発見できなかったし4版にも載っていませんでした。早版だけだったのかな?業績だの何だのがほとんど効かない相場環境のなかでは、この手のニュースに反応する地合いが継続するんですかねぇ~(^^;。

● 雑談。最近は特によく行く ぐっちーさんのブログ の11月27日付最新エントリー、 「飛ばし」 は読む価値十分以上にありです。メディアはあまりはっきりと書かないですけど、今回のサブプラ関連の処理スキームは、基本的に「飛ばして隔離、時間掛けて忘れた頃に処理」って感じでしょうか(^^;。何かと問題もあるでしょうから、書かないみたいですけど…。日本はこの辺のノウハウが山のように蓄積されている「先輩」のはずなので、もっと「恩を売る」ような政策を取っても良さそうに感じてしまいます(^^;。ところで、「飛ばし」って放送禁止用語なんですか???

 TOPIX : 1467.03 (+29.65, +2.06%)    日経平均 : 15135.21 (+246.44, +1.66%)    円ドル : 108.50  

● 連休明け、今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、引き続き売り越し(3500万株売り/3330万株買い)だったものの、「大幅」という枕詞がなくなる状況。実はこれで17日連続の売り越しとなりこれは新記録とのこと。ただ、市場筋によると金額ベースでは買い越しだったとのことで、ホッと一息状態。心配されていた前週末の米国株式も堅調だったことで、朝からジリ高モードの推移。昼休み時間帯に、日経ニュースで「中国政府系ファンド、日本株に投資へ」と流れたことをきっかけに、後場に入って一段高。同時に円買いが入ってヒュンと円高に振れたものの、これは「中国が日本株を買うために円を買うからやぁ!」と前向き方向に解釈(^^;。

● もっとも、後場中盤に高値を付けた後はジリ貧気味に大引け。ワッショイワッショイも目先筋の「一抜けた」が出始めると冷めてしまうあたりは、今の地合いの限界なのかもしれません。結局、TOPIXも日経平均もソコソコ前日比では高かったものの、TOPIXのザラ場高値が+41.88pt、+2.91%まであり、日経平均が+406.44円、+2.73%まであったことを考えると、終値ではそれなりに伸び悩み感があったことも分かります。日中足のグラフをご覧頂いた方が良く分かると思うので、日経平均の日中足を付けておきます(出典:Yahoo! JAPAN Finance)。

● 今日は、この前のG7あたりから世界的な話題になっている「SWF」(Sovereign Wealth Funds、政府系投資ファンド)が、ようやく日本でも話題になってきた感がある1日でした。SWFというのは「得体が知れない」、「資金量が大きい」、「耳に新しい」と、ネタになる要素を兼ね備えており、今後、相場解説において、「公的資金の買い」的に使われるようになる予感を感じてしまいました(^^;。そのうち、ワケが分からん上げは「SWFの買い」で、ワケの分からん下げは「ヘッジファンドの売り」と片付けられるようになるんでしょうね。

● 上記以外にも、今日のニュースとして、中国のSWF関連では、Bloombergに 「中国投資会社「中国投資公司」:日本株や北米株投資マネジャー募集開始」 なんてニュースも流れていたし、ソニーは ドバイ政府系投資会社のドバイ・インターナショナル・キャピタル(DIC)が「かなりの数のソニー株式を購入した」 と伝えられたことを材料視。なお、最初の日経の記事は午後5時になってようやく日経サイトに 「中国政府系ファンド、日本株に投資へ」 として掲載されています。何となく、急にSWF関連ニュースが一斉に湧き出してきた印象がありました。

● ネタかどうかはともかくとして、日本株を全く持っていない方々が日本株を買うとなると、当然、誰もが知っているブランド銘柄が中心になるとの連想が働きます。ということで、今日はCore30が90bpも勝ち、Large70は46bp負け、Mid400は46bp負け、Smallは82bp負けでした。東証1部以外はプラスだったもののTOPIXなどに対してはかなり負けていました。今日は東証33業種のうち32業種が上昇したのですが、下落したのはやや意外性の海運。PER10倍割れが出てきているのを見ると、マーケットは何を織り込みに行こうとしているのですかね?

● 記録。東証1部出来高は前週末比1億9235万株減の21億5688万株、売買代金は同1630億円減の2兆7805億円。決して少ないって事はないにしろ、指数の上昇幅と比較すると、意外に盛り上がりに欠けていた感もありました。東証1部値上がりは1282銘柄、値下がりが354銘柄。今朝のSQ値を計算すると、前週末比69.97円高の14958.74円(9時20分確定)。もっと興味深かったのは後場SQ値で、前引けに対して90.45円高の15174.56円。昼休みでこれだけギャップが発生したのです(^^;。日経平均の日中値幅は382.38円とかなり大きく、前場187.53円、後場160.00円と、前後場の二部構成的な展開でした。

● 私事で恐縮ですが、今日から新しいオフィスへ移転しました。かなりの規模の引越しだったので、今日はオフィス内もダンボールが山積み状態。1週間もしたら落ち着いてくると思います(^^;。個人的には、今度の場所はマクドが近くにあるので嬉しい!

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